PHP技術者認定試験初級を独学2週間で合格しました!

これまで資格にはあまり興味がなかったのですが…プログラミングが不安になって少しでも自分の身に付いているのか確かめたくなり「PHP技術者認定初級試験」を受験してきました。

結果は合格点ギリギリの75点で、終わってみれば、もう少し長い時間を取るか深めに学習すれば良かったような気がしましたが、またここから更に深めていければ良いなと思えたし、少なくとも自分のやっていることが無駄にはなってないことが実感できたので受験して良かったです。

試験のPHPの対象バージョンは5.3でしたが、将来的なことも考えて俺はPHP7で学習していました。

PHPとは

PHP (PHP: Hypertext Preprocessor を再帰的に略したものです) は、広く使われているオープンソースの汎用スクリプト言語です。 PHP は、特に Web 開発に適しており、HTML に埋め込むことができます。

PHP: PHP とはなんでしょう? – Manual

PHP技術者認定試験とは

PHP技術者認定試験とは、「一般社団法人 PHP技術者認定機構」が運営する民間資格です。ITスキル標準(ITSS)のキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップVer10r1にも掲載されています。

試験名称ITスキル標準(ITSS)
上級試験レベル3
準上級試験レベル2
初級試験レベル1

参考:PHP技術者認定試験がITスキル標準(ITSS)のキャリアフレームワークと認定試験・資格とのマップ Ver10r1に掲載されました。 | PHP技術者認定機構

初級試験について

  • 概要:PHPプログラミングの基本知識を問う試験
  • ITスキル標準(ITSS):レベル1
  • 受験料金:12,000円(税抜)
  • 設問数:40問
  • 試験時間:1時間
  • 合格ライン:7割正解
  • 出題形式:選択式(複数または単一選択)

出題範囲について

目次出題割合(目安)
1章 オリエンテーションと始めの一歩0.06
2章 テキストと数の操作0.08
3章 判定と繰り返しについて0.08
4章 配列の操作0.08
5章 関数0.08
6章 Webフォームの作成0.08
7章 データベースに情報を保存0.08
8章 クッキーとセッションでユーザを記憶0.06
9章 日付と時刻の取り扱い0.06
10章 ファイルの操作0.08
11章 XMLのパースと生成0.02
12章 デバッギング0.04
13.8 クラスとオブジェクト(クラス定数も含む)0.02
14章 日本語処理0.06
付録B 正規表現の基本0.04
付録D PHP5.1とPDO0.02
追加1. セキュリティ(各章からのポイントの集約や一般的な知識など)0.02
追加2. 出力バッファ(エラー処理。各章からのポイントも含む)0.02
追加3. 定数・予約語0.02

参考:初級試験 | PHP技術者認定機構

申込方法について

  • 試験申込サイト:プロメトリック
  • 試験結果発表:受験直後にスコアレポートを紙で配布(認定証は翌月以降に発送)

試験対策(学習方法)

基本的に学習は『徹底攻略 PHP5技術者認定[初級]試験 問題集』と『ITトレメ PHP技術者認定・初級 - @IT自分戦略研究所』の2つを3周繰り返しました。

ただ、それで合格点ギリギリだったので『PHP公式資格教科書 PHP5技術者認定初級試験合格教本』や『初めてのPHP』等、この2冊もやっておいた方が安心だったかもしれません。

もしプログラミング自体が初めてという方は、試験にPHPと合わせてMySQLも出題されるので『詳細! PHP 7+MySQL 入門ノート』や『Progate | プログラミングの入門なら基礎から学べるProgate[プロゲート]』で基礎を学習しておくと良いと思います。プログラミングが初めての方がよくつまづくポイントとして環境構築がありますが、試験にはあまり出ないので、そこがよくわからず時間がかかって学習が進まない時は、取り敢えずプログラムがどう動いてるのかWeb上で動作確認できる「Paiza.io」の『Online PHP Editor』が便利です。

俺の勤めてる会社は資格試験の補助が出るから良いですが、受験料も結構高いと思ったので一先ず合格して安心しました。参考書の値段も地味に高いので、この情報が受験される方の参考になって、なるべく落ちずに金銭的ダメージを受けないでもらえたら嬉しいです。